長崎DMO「長崎サステイナブルツーリズム造成事業」

CLIENT:長崎DMO、九州博報堂
WORK:業務委託


令和6年度は、多くの事業にお声がけいただき、日本全国各地を回らせていただきました。
その中のひとつである長崎サステイナブルツーリズム事業では、

①ツアー造成における欧米豪市場に特化したアドバイザリー業務
②ガイド育成セミナーの開催
③海外旅行会社、国内DMCを招聘したFAMツアーの企画

をメインに、コンテンツのさらなる磨き上げをお手伝いさせていただきました。

長崎は、原爆資料館、グラバー園、出島などの有名な観光スポットが注目を集める一方で、近年のクルーズ船や国際的なホテルチェーンの流入により、長崎の在り方を再確認する必要性が高まっているエリアでもあります。また、長崎の自然や風土、暮らしや生活様式といった日常文化はまだその裏に隠されたままの状態であり、深く根付いた伝統と歴史を持つ地方都市でありながら、驚くほど閉鎖的な面も持ち合わせているエリアで、現在、外国人観光客がその日常文化に触れられる機会はほとんどありませんでした。

事業名にもある、「持続可能な観光」とは、多くの観光客を誘致することだけが大切なのではなく、海外からの観光客の期待に応えながら、長崎ならではのユニークなアイデンティティを維持することを視野に入れ造成することが大切です。本事業でもそういった視点でアドバイスをさせていただきながら、お手伝いをさせていただきました。

もちろん、短期間ですべての課題を解決し、かつ完成したツアーを造成することは大変難しく、それこそ「サステイナブル」な観光を続けていくには、地元のサプライヤーとの信頼関係による徹底したオペレーション体制の構築、ターゲット市場が求めるものと提供するコンテンツのバランス、プロモーションとオペレーションのバランスの熟考、ターゲット市場にマッチしたガイドの育成等、ツアー造成を行うだけでは完結しないのがサステイナブルな観光の難しさでもあります。

今年度も、様々な企業や行政と連携を取りながら、本事業は継続されるそうです。今後も、九州全体の知名度を上げられるよう、私たちも引き続きお手伝いさせていただきたいと思っています。

OUTPUT:
コンテンツ・ツアーの磨き上げとアドバイザリー業務
ガイド育成セミナー企画・実行
海外旅行会社・国内DMCのFAMツアー企画・実施


Nagasaki, Japan skyline at night.

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観光庁「地域一体型ガストロノミーツーリズム事業」

2024年度に観光庁事業「地域一体型ガストロノミーツーリズム」を推進。「活火山と黒潮が生んだ鹿児島のローカル文化・人・食材に触れる旅」をテーマに、欧米豪のラグジュアリー旅行者向けに、黒豚・黒牛・焼酎・黒酢などを軸とした高付加価値ツアーを展開。ミシュランシェフも絶賛した鹿児島の魅力を本格的に体験できる旅を提供します。

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